国内でシャングリ・ラ東京に次いで2番めのシャングリ・ラ・ホテルが誕生するようです。
その名は「(仮称)シャングリ・ラ京都二条城」。
「(仮称)シャングリ・ラ京都二条城」はいつ開業予定なのか
「(仮称)シャングリ・ラ京都二条城」は2022年1月に着工し、開業は2024年12月の見込みとのこと。
大阪関西万博2025を見越した開業なのかは不明ですが、京都だけでなく関西圏を観光とする国内外の旅行者が利用することになりそうです。
「(仮称)シャングリ・ラ京都二条城」の場所はどこにできるのか
そんな「(仮称)シャングリ・ラ京都二条城」はどんな場所にできるのかというと、JR 京都駅から車で約 10 分の立地で、名前にもある通り、1994 年にユネスコ世界遺産に登録された、「二の丸御殿(国宝)」、「唐門(重要文化財)」などを配した京都の二条城のすぐ近く、道路を隔てた二条城の北の区画となります。
二条城だけでなく、京都御所を始めとする京都市内の観光地や京都の中心地である烏丸・河原町周辺へのアクセスも良い場所ですね。東の大きな南北の通りである堀川通を北に行くと、これまたユネスコ世界遺産に登録されている上賀茂神社(賀茂別雷神社)があります。
(仮称)シャングリ・ラ京都二条城はどんなホテルになるのか?
「(仮称)シャングリ・ラ京都二条城」は、建物は京都らしく落ち着いた町並みにも溶け込む低層タイプのホテルとなり、客室数は現時点では80〜100室を予定していて、平均客室面積はおよそ57平方メートルと、かなり広めですね。
ただ、2021年5月時点では、ホテルのイメージ画像が外観だけなので、ロビーや部屋、レストランなどがどんな感じになるのか、まだ分かりません。
きっとシャングリ・ラのラグジャリー感を出しつつも京都らしさを演出した内装になるのではないかと期待が膨らみます。
シャングリ・ラとは何なのか
シャングリ・ラとは、マレーシア出身の中国系企業家ロバート・クオック(郭鶴年)が1971年にシンガポールに最初のホテルをオープンしたのを皮切りに、現在はアジアや中東の主要都市と大陸中国の観光地だけでなく、フィジーなどのリゾート地などにもホテルとリゾートを展開しているホテルグループで、いまでは「シャングリ・ラ」ブランドのホテルのほかに、
- トレーダースホテル
アジア地区や中東(中国[常州]、マレーシア[クアラルンプール]、アラブ[アブダビ])に設置されているビジネス客を主要顧客層としたホテル。シャングリ・ラ・ブランドよりは廉価であり、マルチメディアに対応した会議室を備えたビジネスセンター等、ビジネスで使用する宿泊客を前提とした設備が備わっていることが特徴となっています。 - ケリーホテル
2011年に発表された高級ブランド。ケリーホテルは地域社会と結びついており、ホテル周辺の地域の毎日の生活に合った空間や体験を創りだすことにより、地域と合わせるだけでなく、深く関わり合いと持っています。(上海・北京・香港) - ホテルジェン
2014年に発表された新ブランド。「ジェン」とは「発見が好きなプロのホテル経営者」という設定の架空の人物の名前。トレーダースホテルの転換により開業したホテルが多く、比較的廉価なブランドとなっています。
ちなみに楽天トラベルで「シャングリ・ラ東京」の口コミ・評価を見るとさすがに星4つ以上となっているので、「(仮称)シャングリ・ラ京都二条城」もラグジャリーな体験ができるホテルになることが期待されます。2024年12月開業が楽しみですね。
「(仮称)シャングリ・ラ京都二条城」へのアクセスは?
二条城から徒歩数分の場所にあるため、二条城までたどり着くことができればそのまま北の道に行けばすぐに見つけることができると思いますが、京都市内のどこからでも、二条城の北にあるシャングリ・ラ ホテルと伝えるとタクシーですぐに案内されることでしょう。
JR「京都」駅からだとタクシーで約 10 分、同じくJR「京都」駅から 京都市営地下鉄東西線「京都」駅に乗り換えて、「二条城前」駅まで14分、下車して 徒歩9分くらいかかります。
関西国際空港からだと、特急「はるか」でJR「京都」駅まで行き、タクシーで行くのがベストではないでしょうか。伊丹空港や神戸空港だと多少乗り換えが不便なものの最終的にJR「京都」駅か阪急「大宮」駅までたどり着ければ、あとはタクシーで簡単に行けることでしょう。
車の場合は、名神高速道路の「京都東IC」か「京都南IC」で一般道に降り、二条城を目指すとだいたい30分ほどで到着します。
「(仮称)シャングリ・ラ京都二条城」、どんなホテルになるのか今から待ち遠しいです。
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